メンタルリープと体内の急激な変化

メンタルリープを迎える少し前に、赤ちゃんの体内で大きな変化が起こります。この変化とは主に脳などの神経系の変化ですが、その他の肉体的変化が伴うこともあります。不思議な週齢ワンダーウィークでは、この現象を「急激な変化」と呼んでいます。そして体内でこのように急激な変化が起きるたびに、赤ちゃんに新たな知能が芽生えます。すると、赤ちゃんの中で物事の感じ方がガラリと変わってしまい、ものすごく動揺します。しかし、それを乗り越えると、今まではできなかった色々なことができるようになります。


体内で急激な変化が起こると、赤ちゃんは初め精神的に動揺します。そのとき既に新しい行為ができるようになることもあります。また、しばらくして落ち着きを取り戻した赤ちゃんは行動が明らかに進歩しているはずです。例えば、赤ちゃんは生後8週頃に起こる脳の急激な変化がきっかけで物事のパターンが分かるようになります。そのため、赤ちゃんは生後8週頃から急に、スーパーマーケットの棚に並べられた缶やベビーベットの柵といったパターンのある形や模様、構造に興味を示すようになります。また生後8週頃に運動神経も発達します。


例えば、自分の腕や足の動き方や動かし方のパターンを理解し始め、自分の意思で体をある程度動かせるようになります。つまり体内の急激な変化がきっかけで、体外から受ける刺激や体内で生じる感覚の捉え方が変わるのです。


赤ちゃんの体内で急激な変化が起こっていることを示す合図は「なぜだか急に赤ちゃんの機嫌が悪くなること」です。まるで人が変わってしまったように手がつけられなくなる子もいます。そしてたいていの子が、これまで平気だったことでもぐずるようになったり、よく不可解なタイミングで泣き出すようになります。特に、赤ちゃんのメンタルリープを初めて目の当たりにしたママはものすごく心配したり、病気を疑ったり、なぜ急にそんなにぐずるようになったのか分からずイライラしてしまいます。

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