赤ちゃんの睡眠の問題を必死に解決しようとしているママはたくさんいますが、一体どうすればよいのかわからずに途方に暮れてしまうことが多いようです。
まずは「同じ悩みを他の多くのママたちも抱えている」ということを覚えておくと、少しは心強く思えるのではないでしょうか。寝かしつけの問題を一発で解決できるウルトラCはありません。
しかし赤ちゃんがメンタルリープの時期に中々寝てくれなくなるのには理由があります。それを知っておくと夜泣きの悩みが随分と軽減されるはずです。
リープ中は眠れなくなる子が多い
知能の成長期であるメンタルリープに入った赤ちゃんは、全ての感覚がガラリと変わって世界が一変したような気持ちになります。
そして、たいていの子は自分ではどうしようもない不快感を持ち、その動揺が睡眠のリズムを狂わせるのです。反応の仕方は赤ちゃんによってそれぞれ違います。1日中寝るのを拒むようになる子もいれば、夜は寝なくなって昼間よく寝る子や、寝たいのに寝られない子もいます。
大人も精神的なストレスで夜眠れなくなることってありますよね。赤ちゃんには発達の関係で必然的にそうなる時期があるんです。
赤ちゃんに必要な睡眠はどれくらい?
すべての赤ちゃんが同じというわけではなく、必要な睡眠の量には個人差があります。その理由は脳や神経の休養に必要な時間が、人によって大きく異なるためです。これは赤ちゃんだけでなく幼児や未就学児にも言えることです。
ただし、その平均というのはわかっています。生まれる前の赤ちゃんは平均で24時間中23時間寝ています。生まれたばかりの平均的な赤ちゃんは一日約16時間眠ります。ただし、これは子どもによって10時間~23時間の間でふり幅があります。4歳の未就学児は、平均では12時間通しで寝て、午後1~2時間のお昼寝をします。
寝る間が惜しい!?
新しい能力や行為を身につけようという意欲が生まれつき高い子がメンタルリープに入ると、それらをマスターするまで眠らなくなります。こういう行動はかなり小さい時から見られます。
このように目的を達するまで寝るのを我慢するタイプの赤ちゃんは、自分自身に対してもママに対しても要求が高いのが特長です。
これは後の人生が期待できる有望な人格なのですが、小さい頃は自分自身の意思(自分自身に課している要求)のせいで負荷がかかりすぎないようにママが制御してあげる必要があります。
続きはこちら(「リープ中の子を寝つきやすくするには」「まとめ」)
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