メンタルリープと体の成長の関係

子どもの体の成長期

成長期とは子どもの全身や体の一部が急激に成長したり変化する時期のことです。これは子どもの発達過程全体を通じで起こり得る現象です。中でも思春期に起こる成長期は有名で、身長が急激に伸びるなど身体に大きな変化をもたらします。実はそれ以外にも、子どもには細かな成長期がたくさんあるのです。

たとえば、赤ちゃんの頭もある時期に急激に大きくなります。実はメンタルリープの最初の 3 回と頭の成長期の最初の 3 回は時期が重なっています。このように体が急成長する時期とメンタルリープが重なるのは珍しい例です。たとえば、歯の一本一本が生えかわるたびにメンタルリープが起こるわけではありません。

赤ちゃんの知能の発達段階

メンタルリープとは赤ちゃんに新たな知能が芽生えることで、行動が一気に進歩する現象です。普通の健康な赤ちゃんはみんな同じ週数でリープに入ります。ただし、その影響がどれくらい顕著に現われるのかには個人差があります。赤ちゃんがリープに入る原因は、その直前に脳が急成長して新たな知能が芽生えるためです。

リープには 2 つのフェーズがあります

最初のフェーズはぐずり期です。赤ちゃんがエンエン泣くことが多くなったり、ママからベッタリ離れなくなったり、よくイライラして不機嫌になるのが典型的な症状です。そのため、このエンエン、イライラ、ベッタリは「リープのオノマトペ」と呼ばれています。この時期は成長が止まっているどころか、後退しているように見えるかもしれません。そのためママやパパを心配させたり、ときにはイラ立たせることがあります。

それが終わると新しいことが色々できるようになったり、すでに習得した行為を応用して明らかな進歩をとげる、お天気フェーズが始まります。この時期はママへのベッタリ度がやわらいで自立的になり、今までより高いレベルの物事に興味を持ち始めます。

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